インターン体験記

【インドネシア】これまでの価値観が大きく覆った6週間

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受け入れ先紹介
私がインターンシップを行った高校、SMK9はインドネシア・スマトラ島のパダンという町にある専門高等学校です。レストランコース、パティシエコース、ホテルコースがあり、将来ホテルで働きたい生徒、ウェイトレスやシェフになりたい生徒が学んでいます。調理実習やホテルでのレセプション対応の仕方、電話の応答の練習など、実践的な授業が多いのが特徴です。SMK9は英語教育にも注力しており、英語の授業が豊富でした。しかし外国人と実際に英語を使う機会はなく、学んだことがなかなか活かすことができないという状況でした。今回のインターンでは、生徒にできる限り多くの英語を話す機会を提供し、恥ずかしがらずに英語を使えるようになるということを目標としていました。

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今回のインターンシップの目標
・生徒がより多くの英語に触れる機会を得ること
・将来海外のホテルやレストランで働きたい生徒が、英語での対応の仕方を学ぶ機会を得ること

1週目 アイセックメンバーやホストファミリーからインターン先機関やパダンについて教わり、インターン開始に備える。
2週目 インターンが始まり、生徒や学校の様子を見ながら授業を行う。初めてのことだらけで戸惑いも多かった。
3週目 授業にも慣れてきて、各クラスに合った内容を考えて授業を行う。
4週目 それまで通り授業を行う。他のインターン生と、授業に取り入れられそうなアイデアをお互いに話し合い、更に自分の授業方法を考えるようになる。
5週目 学校でのインターンは最後の1週間。生徒に将来の夢を考えてもらう”This is My Dream Project” を実行!
6週目 学校が1週間休みだったので、現地のアイセック活動に参加したり、パダン市内外へ友達と観光に行ったりする。

SMK9に初めて行った時、最初に感じたのは「生徒がキラキラしてる!」ということでした。いつも笑顔でどの授業もとても楽しそうに受けている生徒を見て、その後の6週間のインターンに大きな期待を得たのを今でも覚えています。実際に自分の授業が始まると、その期待と同時に生徒の大切な時間をもらって自分が授業を行っている、という大きな責任を感じるようにもなりました。文法のクラスでは、英語を英語で教える難しさを実感しながらも、アクティビティをたくさん取り入れたり、ホテルの実習クラスでは、英語での電話応答の練習をより実践に近づけるため小道具を使ったりと、この6週間で生徒の中に何かを残していきたい!という思いで授業を行っていました。私がこのインターンで成し遂げたかったことは英語の面白さを伝えること。できる限り通訳に頼らず、英語での会話を続けられるよう努力しました。ESLについて調べて授業で実践したり、生徒がお互いの英語力を尊敬し合えるようにクラスの雰囲気づくりに注力したりと、試行錯誤の繰り返しでした。インターン開始から1ヶ月たったある日、一人の生徒がやってきて、「これまで英語が嫌いだったけど、今では好きになったよ、ありがとう。」って言ってきてくれたんです。この言葉を聞いたとき、自分がやってきたことが少しでも役に立ったんだな、と本当に嬉しくなりました。

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インターンシップに参加して、自分の価値観が大きく変わりました。一つ目は教育に対する考え方です。それまで教育とは与えるものとばかり思っていました。しかし学校で働くという経験の中で、生徒から学ぶことの方が多かったのです。例えば、日本が大好きな生徒からの質問に答えられないことがあり、自国についてもっと知らないといけない、と気付かされたり、いつも笑顔の生徒を見て、笑顔の大切さを改めて実感したり。彼らから多くのものをもらい、教育の新たな一面を発見した気がします。
二つ目は自分のキャリアについてです。インターン5週目に生徒に将来の夢を考えてもらう授業を行いました。シェフや学校の先生、写真家など、色々な夢を語ってくれました。自分のキャリアを考えたとき、インターン前までは漠然とした夢しかなかったけれど、インターンを通してグローバルな環境で働く面白さや自信を得ることができ、将来は海外で働きたいという思い、そして教育に携わりたいという思いがより一層強くなりました。
インドネシアでの6週間で自分に足りないものがたくさん見つかりました。今後も色々と挑戦して一つずつ乗り越えていきたいと思います。

2014-04-10 | Posted in インターン体験記No Comments » 

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