インターン体験記

【インドネシア】夢をもち、それを実現できることの大切さ

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受け入れ先紹介
私がインターンシップを行ったHarvesting Future Leaders はインドネシアの首都ジャカルタにあり、子供が教育を受ける機会を確保するために活動しているところです。インドネシアでは無償で小学校から高校まで通うことができ、実際にほとんどすべての子どもが小、中学校に通っています。しかし、貧富の差は存在し、大学を卒業しないといい職にはつけません。この研修先は学びたいと思う子どもたちのために放課後に英語を学ぶ機会を提供し、夢を実現してほしいと作られた場所です。ここではインターン生が中心となって週3回授業を行っています。

今回のインターンシップの目標
・英語の授業とお楽しみデーを計画、実行すること(子どもたちの夢の実現)
・ごみ問題について意識をもってもらうこと(よりよい生活)

1週目 授業の見学。この1週間だけ他のEPがいたので、次週から1人でできるように授業の作り方や教え方などを学ぶ。
2週目 授業をはじめる。子どもたちのことをもっと知りたいと思い、早めに研修先に行き、子どもと遊んだり話したりする中で生活の様子を知る。
3週目 研修先にはマネージャーのような人がおらず、授業がEPに任されていることによる問題点やごみについて問題意識を持つ。
4週目 私の研修先と似たような活動をしている場所を訪問し、解決を図ろうとする。また授業の中で英語だけでなく「夢」をキーワードに伝えたいと思い、将来の夢を聞いたり、日本の歌を教える中でメッセージを伝えようとする。
5~6週目 ゴミについて現地の人の話を聞く。子どもたちに対してはミニレクチャーを行うとともに、授業前にゴミ拾いを行うことにした。自主的にゴミ拾いを手伝ってくれる子供もいて、ゴミ拾いをしている私たちを見て、現地の人の中にゴミに対する意識が芽生え始めたことを感じた。また、夢をテーマに絵をかいてもらう。

 

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インドネシアでは残念ながらポイ捨ては日常的に行われていて、現地の人たちは問題意識を感じていません。現地の人に聞いてみると、みんながやってることだしひとりが捨てたって変わらない、もうたくさんのごみがありすぎでどうしようもないことだと考えているのではないかと言われました。現地の人が問題意識を感じていなければ、おそらくこの状況を変えることはできません。しかし、私が問題だと感じたからには何かできることはないかと考え、20分くらいの時間をいただいて子どもたちに対してごみ問題に対するミニレクチャーを行いました。また、授業の前にはゴミ拾いをすることにしました。すると、何人かの子供たちが自主的にゴミ拾いを手伝ってくれたり、私たちの活動に興味を持って声をかけてくれる大人もいました。現地の人に、「今日ゴミ拾いしたんだって?インドネシアの人はゴミを道に捨てることが当たり前になっちゃってるし、その習慣を変えることは難しいよ。」と言われました。私がゴミ拾いをすることによって膨大のごみが除去されてきれいな街になるわけではありません。しかし、手伝ってくれる子どもたちや私たちの活動を見ている大人の中にゴミはゴミ箱に入れなきゃいけないんだということを気づかせることはできるし、実際に何日かゴミ拾いを続けたらその意識が芽生え始めたことが感じられ、うれしく思いました。

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 私は貧困問題について現地に行って実態を知るとともに、私には何ができるのかを考えてきたいという思いでこのインターンシップに参加しました。初め研修先の地域に行ったとき、食べ物は十分にあるし学校にも行っていて、ケータイの普及率もとても高く、貧しい地域といっても水準が上がっていることに少し戸惑いを感じ、なぜわざわざ小学生に英語を教えているのかと疑問に思いました。しかし、現地の人から大学に行かないとやはりいい職には就けないと聞いたり、子どもたちの勉強したいという強い意欲を感じたりする中で、この教室を行っている理由がよくわかりました。学びたいと思う子に教育機会が均等に与えられ、夢を実現してほしいと強く思うようになりました。そこで「夢」をキーワードにいくつかの授業も行いました。
 インターンに行く前に他のインターン生が貧困は相対的だと言っていたことを思い出しました。また、日本でも貧困の子どもたちがいてそれは次の世代へも連鎖している、均等な教育機会を与えて夢を実現できる可能性を開くことと生活の改善などが大切だということを聞きました。ある社会の中で貧しい人たちがその連鎖を断ち切るためには、夢をもち、その夢を実現できるように教育や環境を整えることが大切だと学びました。

2014-04-06 | Posted in インターン体験記No Comments » 

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