【カンボジア】大好きなカンボジアに図書館を作る

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受け入れ先紹介
私の役割は、子供達への英語教育とファンドレイジングでした。受け入れ機関は、現地スタッフだけでの運営が厳しく、インターン生を常に受け入れないと成立しない状況にあった。また、責任者が「図書室を設置したい」という夢を長年抱いていたことを知り、図書室を設置することをインターンの第一の目標としました。カンボジアで活躍している日本人の方にアドバイスをもらいながら、街頭募金・スタディツアーの実施・クラウドファンディングを実施しました。結果として本200冊と本棚1つを購入でき、図書室を完成させることができました。そのほか、受け入れ機関の認知度の低さを問題に感じ、FaceBookページや日本語版HPの作成にも取り組んだりしました。


今回のインターンシップの目標

“「途上国のために私は何がしたいのか」という問いに答えを出す。”

・自分の夢に確信をもちたい:途上国の教育への問題意識を再確認し、厳しい環境で生きぬく力をつける。

・自分自身に自信をもちたい:自分の特性をよく知りそれを認め、失敗を恐れない度胸をつける。

1週目 【クメール語を披露し、NGOのスタッフや子供達と打ち解ける】

・英語の授業:初日からいきなりクラスを任されることになる。また、2つの授業を担当し、そのうち1つのクラスではカンボジア人の先生とペアで授業を行う。

・日本語の授業:日本語を学びたいという生徒の要望に応え、英語の授業後に個別指導を行う。

2週目 【受け入れ機関スタッフの夢である“図書室設置”のため、ファンドレイジング企画始動】

・別のNGOでインターンをしているインターン生とともに、スタディツアーの計画を始める。旅行会社にヒアリングをしたり、スタディツアーのタイムラインや広報用のチラシ作成などを行う。

・NGOの方からのアドバイスで街頭募金を始めることに。募金箱作成や説明資料の作成などを、他のインターン生とともに行う。

・ファンドレイジング企画を受け入れ機関スタッフに提案するとあっさりと承諾をいただく。ファンドレイジングの申請が許可され、プロジェクトページの作成に入る。

3~4週目 ・スタディツアーの宣伝:チラシを日本人向けのゲストハウスなどに貼らせてもらう。また、FaceBookページでも告知を行う。

・英語の授業:ペアの先生が授業をさぼったり、先生の文法ミスが目立つなか、それでも授業の主導権をうまく握れず、ストレスの溜まる日々が続く。

・街頭募金の実施:該当募金を始めるも2時間で2ドルほどしか集まらない日が多くなる。それでも、「街頭募金で2万円を集めたい」という思いで続け、約2週間の募金活動で2万円を獲得する。

・スタディツアーの実施:広報を始めて1週間は参加者がおらず、諦めかけていたが、2週目からは6名の参加があった。受け入れ機を訪問し、英語を教える体験などを通して子供達と交流してもらう。非常に高い満足度を得ることができた。

5週目 【ついに、念願の図書室ができる】

・図書室の設置:街頭募金で集まった2万円で、本100冊と本棚1つを購入。受け入れ機関の空き部屋を図書室にすることができた。いつもは外で遊んでいた子供達が集まり、夢中になって本を読んでくれた。

・クラウドファンディングの開始:クラウドファンディングのプロジェクトがついに始動。40日間で10万円を目指す。

6週目 【スタッフから、深刻な資金問題を突然に告げられる】

・英語の文法問題集の作成:先生の文法ミスの多さを問題に感じ、使用している教科書に沿った文法問題集を作成。先生にデータを渡すところまでできた。

・日本語版ホームページの作成:受け入れ機関をもっと多くの人に知ってもらうため、日本語版ホームページの作成にとりかかる。

・受け入れ機関のスタッフと資金問題についての会議:突然のスポンサー解約による資金問題の深刻化について打ち明けられる。財務資料などをもらい、日本でもファンドレイジング活動を続けることを受け入れ機関スタッフと約束する。

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図書室設置と学校運営費のために「40日間で10万円以上」という目標を掲げてクラウドファンディングを行っていましたが、インターンシップ終盤に、受け入れ機関から「スポンサーの一つが解約になった。」と相談されました。このプロジェクトに受け入れ機関の存続がかかっているという責任の大きさを感じる一方で、プロジェクト終了10日前でまだ4万円しか集まっておらず状況は絶望的でした。「協力してくれる多くの人は、プロジェクトに共感するんじゃない。あなたの思いに共感する」。現地の日本人の方に言われたこの言葉を信じ、目標金額獲得のために私はこのプロジェクトにかける自身の思いをFacebookやチラシという形で周囲に発信していきました。するとだんだんとプロジェクトをシェアしてくれる人が増えていき、結果として10万円を上回る12万4千円を獲得することに成功しました。

 

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インターンシップ参加前から抱いていた「子供たちの夢を叶えられる社会にしたい」という夢は今でも変わりません。インターンシップを通して、カンボジアにおける教育の重要性に改めて気付き、現地で現地の人と共に活動したいと思うようになりました。しかし、ファンドレイジング活動をとってみても自身の知識・経験のなさを痛感するばかりで、「もっと途上国が抱える問題のメカニズムを知り、解決したい」と強く思いました。そこで、より知識と経験を得るため、来年は留学で1年間開発学を学ぶことを決意しました。現地での経験とあわせて学問的な開発の知識も身につけ、また将来に一歩進みたいと思っています。また、継続的な支援が重要であると考えているため、これからもインターンシップで関わった子供たち一人一人の将来のために、受け入れ機関との関係を継続し、活動を続けていきたいと考えています。

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